1年後の、こっちゃん。
富山県氷見の陶作家、こっちゃんこと村田言恵ちゃんのことをこのブログに書いたのは、ちょうど1年ちょっと前のことだった。
その後。
こっちゃんは千代田区で行われた件のファースト・パトロネージュ・プログラムにて見出され、東京での展示2回目にして東京国際フォーラムでのTokyo Art Fairに出品。その大舞台にご招待いただいた我々もびっくり仰天、感動の嵐と共に「今」を代表する作品たちを間近で楽しませていただいた。(その日の様子はこちらから→Instagram @keikatyo)
こっちゃんはそれ以来、神保町に拠点を持つKOMIYAMA ART LABELの作家として名を連ねている。本当にすごい!!
そして、カオスとも感じられる多様な作品群の中にこっちゃんの陶作品たちが並んでるのを見るたびに、これらを見つけて、選んで、世に出している画商の方ってすごいなぁと思う。
先週、こっちゃんから在廊します!との連絡をいただき、神保町のギャラリーで行われたREAL TOKYO ART Vol.5を観に行った。こっちゃんワールド全開の動物たちは、大きな羽をつけてより自由に楽しそうに集まっているのだった。
大きな作品は、花器。これが色んな場所に旅立っていって、可愛い花を咲かせるのかと思うと、じーんとくる。
こんな状況の中でも、こっちゃんは今回の日程の中で一番楽しみなのがシャチに会う事だという。在廊日程が終わったら、鴨川の友達のところに寄ってシーワールドに行くんだそう。しゃちー。しゃちー。とニコニコと小さく体を揺らすこっちゃん。あの、氷見での日々から芯の部分が変わらずにいてくれることが嬉しい・・・。
今回の展示は、12月25日まで。我々の世代にとっては、あの、キャンディキャンディを近年自ら描いたと言ういがらしゆみこさんの大きなアクリル作品に出会えるのも涙ものである。
REAL TOKYO ART Vol.5