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柱状節理と、マリアグリッド。そして神の温泉

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柱状節理って、聞いたことあるだろうか?

Wikiによれば、

柱状節理(ちゅうじょうせつり、英: columnar joint)は、岩体が柱状になった節理。六角柱状のものが多いが、五角柱状や四角柱状のものもある。玄武岩質の岩石によく見られ、マグマの冷却面と垂直に発達する。

…とのこと。

このブログ記事の画像に載せたものは、アイスランドのスヴァルティフォスと言う場所のもの。写真を無料配布してくれている旅写真家の方がアップしていた。圧巻の画像を見ても、「自然の美ってすごいよなぁ」「大自然てほんとに不思議だなぁ」くらいで、今までだったら終わっていただろう。

特に地形に興味がなく、物事をよく知らない私はそうだった。少なくとも、この話を見る前までは。

これ、後編や解説動画、特別編・・・などシリーズになっているのだけれども、ある意味、ゆるぎないものの価値観がひっくり返るような話。「また、オカルト的な…」と一蹴してしまう前に、山に入ってよーく見てみるといい。確かに、常識では図ることのできない造形や動きが、色々とあるから。

この動画を知って以来、山は、山でないのか!…と、そばの山を歩きながらもここのところ思っていた。そんな折「滝を見に行こう」と誘われて、箱根の「飛龍の滝」へ行った。そして、山道を登る途中で柱状節理の岩盤を見た。

あの動画を視聴した後では、見えてくるものが違う。

不思議な縁で集った女4人で。みんなで滝を見ているところ。

最近はどこどこの誰々…とか関係なく、ピンと来て即行動する先には、初めて会ったのにどこかホッとするような、すうっと話が通じるような縁が繋がるのだ。

ありがたし。

30分ほど山道を登り、滝が正面に見える橋の上では、マリアグリッドの実験を色々と行った。

裏がフラワーオブライフに編まれた袋に、水晶とマリアグリッドを入れてグラウンディング。

向く方角により身体に芯が通り、コアがアジャストされて、ブレが無くなる。私の場合は南に向いている時が一番ガシッときた。(ジュディ・オングか)

陰陽、入と出を2人で組み合わせて、エネルギーの流れを見たりも。

そして、このとても気持ちの良い山を降りた後は、岩盤自然湧出泉の秀明館へ。


(写真はHPより)

わたし、温泉大好きですけれども…しめ縄かかってるお風呂なんて初めてだったよ…山の頂上近くにあると言うこともあるのだろうか?下界と全くの別世界。このお湯そのものが御神体。そして文化財となっている建物も素晴らしい。観光とかお楽しみと一線を課す、本物の湯治場。知らなかったよ…こんな世界。ほんと、すごかった。

秀明館のサイトにこんな一説がある。

変わらずあること。

幾千年の年を経て、今もこの湯は湧き続けている。
ロープウェイが空を行き交う今も、この森と人の営みは変わらずにつづけられている。
それはこの森に、この湯が在ったから。

山鳴りをくり返し、熱水の吹き出る山の勢いは、
ヒトの恐れを、山への畏怖へと代えた。
鳴動し震える山の、鎮まることをひたすらに願う気持ちが祈りを生み、
湯の温もりを得たことへの感謝となった。
神山の、麓の森の時がどれ程移ろいゆこうとも、
森と人との関わりは、変わらない。
この森の時間は流れ去りはしない、
ただ降り積もりつづけるだけ。

人間というミクロの存在は、ずっと自然と共にいて、その関わりはずっと変わらなかったんだな。

湯上がり、静かに古い椅子に座っていると確かにかすかな風の音や緑の匂いと一体になる気がした。この湯治場は「自分=自然そのもの」だということを束の間、身体で思い出させてくれるところだった。