限界決めてたのは自分

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引っ越してから1ヶ月と3週間が経った。4月頭のコロナ解雇から地続きな感じで、思えばかなり大胆に方向転換してきた激動の日々だったな。やーっとひと段落着きそうな感じ。

気温も一気に涼しくなった。だんだん秋とか春は無くなる方向らしいから、今年もこのちょーどいい気持ち良い季節はそんなに長くないんだろうなぁ…と思いながら、栗むいたり虫の声を聴きながらボーッとしている。

こっちに来て良かったと思うことの一つは「自然」の存在だ。駅行くまでの数分間、ちょっとした買い物に出る間だけでも美味しい空気を深呼吸できる。そして海や自然公園(ミニ山など)では、年齢問わず自然を相手に楽しませて頂いている人たちにたくさん出会う。

サーフィン、ヨット、トレランからウォーキングまで。様々なアクティビティが日常組み込まれている。それは都内から見ていた時に感じてた「優雅だね」「余裕があるね」って言う雰囲気ではなく、ごくごく自然。この前も書いたけど、いい波立ったら一時閉めちゃったりするお店も普通にあるらしいからね。

人生楽しんでるという大袈裟なものでもなく…何気ない空気感がかえって「自分の振動数高めることに、ちゃんと責任持ってる大人」に見えてくる。そう、人と比べることなく自分の楽しみは自分で見つける。そんな中でゆるくつながり合う人間関係はいい距離感を持っていて心地良く、自立している。

この前も友達にボディボードに誘われた時、初めて出会った素敵な方がいた。年齢云々基本的に気にしないけど、私たちより世代ひとつ上の方。屈託のない笑顔でただただ「楽しいねー!」と言いながら波に乗る。自転車のレースをやっているそうで、その日はサイクリング用のジャージをラッシュガード代わりに着て海に入っていた。

そして後日その方のSNS投稿を見て驚いた。何と「鎌倉から御殿場まで自転車で移動した」と言うきれいな写真が載っていたのだ。長距離を乗る方なんだよと話には聞いていたけど、マジかー!!私も自転車乗るのが大好きで目白から田町近くの三田、また東京駅八重洲の職場までチャリ通してたけど、距離感のレベルが違う。へーー、ほんとにすごい😆

今まで自分は、片道10キロと言うのを何となくの目安にしてた。それならば慣れてるし、まあまあ目処が付くから。

でもその距離って勝手に自分が決めてたものだわ。それを20キロにしたら今まで電車でしか行けなかったところにも行けるし(うちには車がありません)、50キロに出来たら実家にも温泉にも行けるのでは!なんだ「慣れてるし、目処が付く」と言う安心感で、限界決めてたのは自分やん。

…と言うことを何日か前の起き抜けに気付いてめっちゃ楽しくなった。私のように「登り坂を根性出して走りたくはない」と言う人のために、いまはe-bikeというスポーツ仕様の電動アシスト自転車があることも知った。

そんなわけでこの秋は、今持ってる乗り物を売って新しい自転車買うことに決めた。それで、ふと思い立ったら遠くまで出かけていくのだ。うふふ。楽しみ、楽しみ☺️