【SKALS】入学前、難関の数々(前編)

フォルケホイスコーレ ビザ 難関 トラブル
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8月からの北欧手工芸学校への留学準備。実はここ数ヶ月色々起きておりまして、まだ手続きの真っ最中!もちろん、すんなりとビザ取得に至っている方もいると思うんだけれども、人によっては苦労しているようなので備忘録として書き留めておきたいと思います。

大きな経験を得るための、お試しのようなハードルなのか?とにかく日本で生きている普通の感覚だとびっくりするような事が続出。とりあえず、日々やれることをやって向き合って、自力で渡航への道を開いて行こうと思います。

【難関の数々】

●学校から来ていた入学許可証とビザ関連の書類とで、コースのスタート日が違っていて8日間後倒しに。間違いか?と思い学校に確認のメールを送ったところ「はい、スタートはその日からで。」というさらっとした返信が届く。

航空券予約済みで、トルコでのストップオーバー、コペンハーゲン在住の友人との会う約束の予定を組んでいたため、フライトの変更はせずに空いてしまった8日間でバルト三国を回ることにした。(→学校へ入学する前の壮大な寄り道に関しては別途書こうと思います)

いよいよ、人によっては苦労しているビザ申請。(専門エージェントがないので、皆自分でやっている)必要書類の準備が地味に大変。パスポート全ページのスキャンデータをPDFにまとめる、履歴書・職務経歴書の英訳、学校からの書類一式を揃える。

●親切に解説してくださっている申請の流れを記載したページを参考に、何とかフォームを記入。申請の最後、ダウンロードして自筆のサインをする必要のあるファイルが、何度やってもダウンロード出来ない!

たまたま5月のイベントで知り合った、同じ学校に留学予定の方からファイルを譲ってもらう。Facebookのフォルケホイスコーレコミュニティに同じトラブルで困っている方がいたので、助け合う。

生体認証(VFS)の予約サイトになかなか入れない。やっと繋がったら予約はいっぱい、と出て焦る。何度もやってるうちに、空きスロットが出てくるもの、申し込みをすると途中でエラーを繰り返して疲弊。

●やっと生体認証の予約を取り、予約当日東京へ向かうも、同じ名前の事務所をGoogleマップをたよりに向かったら、違う国の申請所に行ってしまった!!完全に自分の凡ミス

良い子は必ず返信メールにある住所に行ってください。(当たり前)

予約の時間に遅れたものの事情を説明して何とか現場で直談判し、当日の予約をねじ込んでもらう。当日変更のペナルティを5380円支払う(涙)

生体認証の事務所にて。非常に混んでいて、かなり待つ。やっとやっと指紋認証まで行くが、指紋が薄いのか?生体認証なかなか登録されず。指のかさかさを改善してくれ、とのこと。事務所の人から「ニュートロジーナ濃厚ハンドクリーム」渡される。(中高年あるある?)

やれやれ、これで後は発給を待つだけと思っていたら、最大の難関発生。学校が手続きをしたCase Order IDの料金(実質的な学生ビザの費用)が間違ってて足りない!という内容の書簡がデンマーク大使館から郵送で来る。新しいCase Order IDが書いてあり、追加の料金を支払ってくれ、とのこと。

その手紙に書いてあるURLOCRで読み込みしても、直打ちしても繋がらない。何とかかんとか料金支払いのページを探し当ててクレジットカードで払ったんだけれども、「申し込み状況」が「支払い済み(Paid)にならず「一部支払い済み(Partly Paid)」のまま。クレジットカードの支払い完了ページのスクショを撮ったので、それ以降ことあるごとに添付する。

学校にこの状況(学校が支払った費用が足りなかった→こちらで不足分支払った→この件について新しいIDで学校が申請を上げ直すのか?こちらで何か対応するべきか?の質問)をメールで報告するが、返事が来ない。

●Case Order IDの不足分を払い、このまま待ってて良いか、新しく最初からやり直しなのかどうしたら良いのか?と言う問い合わせを移民局(SIRI)にも送る。だがネットの情報によると、返事は来たとしても2週間後くらいとのこと。(やり取り間に合わない)

おそらく、待ちの姿勢ではダメなんだろうと言う予感がするので、全てを最初からやり直すつもりでまずは生体認証の予約を取らなければと思い、サイトにアクセスするもずっとエラー。全ブラウザ、スマホからも全て試して何度もやっているうちアカウントにロックがかかり途方に暮れる→今ココ

 

 

【教訓】

◇ビザ取得はすんなり行けばラッキーだが、色々起こるとすごく時間がかかる!早めに動き始めること。

3ヶ月前は受け付けてくれない、という話もあるけど生体認証の予約はせめて早めにする。

◇サイトが繋がりづらい、何度かやるうちに違う結果が出る(日本の状況からするとあり得ない)と言うことがあるので、そう言うものかと思って大きな気持ちでかかる。

◇学校、行政に問い合わせをしてもすぐに返事が来ないのが普通、くらいに思っておく。特に、ビザ関連はコンタクトフォームから送っても、返信が来ないもしくは数週間後だった!なんてコメントが結構ある。

最後は、現地でのビザ取得も視野に入れつつ常に状況を俯瞰して「やることはやる。でもなるようにしかならない。」と腹を括って、ポイント押さえつつも柔軟性を持つ。

いや〜、ほんとしんどい!北欧はじめてなのと、久しく日本に留まっていたからちょっと頭がぼやっとしてたわ。

後半編を書く頃には、無事にビザが降りていますように