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キャリアカウンセリング=仕事の相談ではない

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キャリアカウンセラーとして様々な方の相談に乗り始めてから、もうすぐ2年になろうとしている。資格取得からはかれこれ13年くらいだろうか。「一つのことを極められない」性質にモヤモヤしていた私は、自分がこんな風なのに人の相談になんか乗れない…と、長い間個人の相談業務をスタートすることができなかった。

会社で採用をサポートしたり新人研修を行ったりしながら十数年を過ごし、2年前、マルチポテンシャライトカンファレンスで仲良くなったアメリカ人の友人にこう言われたのだ。「アメリカでも、マルチポテンシャライトの特性を理解したキャリアカウンセラーはほとんどいない」、と。それならば、半ば放置していた資格をもう一度見直そう。日本では私がやり始めてみよう、と思ったのだ。

いまだって企業や大学で相談業務をしているわけでは無いから、本当は看板はなんだって良い。CDAも国家資格キャリア・コンサルタントの勉強も、雑多で勉強嫌いの私にとってはなかなか大変な代物で、今だに学びの段になると身構えてしまうくらいだ。

「キャリア」というのは必ずしも仕事のことばかりではなくて、人生全体で経験したことの全てを言っている。学校に入れば学生であることもキャリア。結婚すれば妻であること、夫であることもキャリア。子どもを産み育てたら、母であることや父であることもキャリアである。

…と考えると、キャリアカウンセリングは広く人生相談なんだよね。だから、仕事のことについての相談でなくても、お申し込みいただいてぜんぜん大丈夫。

この2年試行錯誤し、来てくださった方とじっくり向き合うには最低3回の面談が必要だなと思ったので、今はそのコースを基本にしている。1ヶ月に一度お話を伺う。そして「なりたい自分」の輪郭がはっきりしている人にはかなり色々な具体的なアドバイスをどんどんさせていただいている。心療的サポートが必要な方には私の信頼している先生のご紹介も。3ヶ月の間、個人メッセージで都度やりとりする場合も多い。そして目の前にいる方が変化していくのには言葉に尽くせない感動がある。3ヶ月というのは、何かが動き出すには十分な期間だなと思ってる。

誰だって、一人でモヤモヤから抜け出すのは至難の技だよ。

人は人生のそれぞれのタイミングで、人の助けを借りていい。蓋をしていたり、後回しにしてきたことをどこかで勇気を持って掘り下げ「自分が元々持っていた力で」前に進んでいく。カウンセラーはその後押しをしたりサポートをする役。私は申し込んでくれた方に対する愛が全開だから、きっかけを投げてくれさえしたら、どんと受け止めます。

3ヶ月コースの前に、相性をみたい・・・お試ししたいという方のためにはオンラインスナックで40分間サクッと話すプランもあります。

随時受付中。(お急ぎの方は、FBメッセンジャーかLINEでメッセージお待ちしてます。)