【料理】生米から作るパン

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マドモアゼル・愛先生といえば、占星術の第一人者。ご存知の方も多いとは思うけれど名前のイメージに反して男性である。もう年齢的には70歳を越えたと話していた。毎日精力的にYouTubeを更新していて、示唆に富んだ発言も多い。たまに拝聴させていただいています。

久しぶりに流れてきた動画を見ると、美味しそうにパンを食べながら配信をしている。聞くと自分で焼いた米粉のパンだとのこと。何とも言えず美味しそうに召し上がっているので、作り方を公開している過去の動画を遡ってみた。

それが、これ。「コツはアバウト」と言いながら、小学生の実験のようなバタバタ感の中、何とかかんとかパンを焼く愛先生!
(設定で1.5倍速くらいにして、最後のスーツ姿での試食タイムまで全部見て欲しいー)

いやーーーー面白い!!わざわざ作り方の動画を撮っているのに、材料がアバウトすぎてミキサーが回らなくなったり(笑)トラブルを見せることによって、作る人の心的ハードルを下げ、創意工夫すればどうにでもなるんだと説く。私の料理も分量など無いに等しいが、生米を砕くところからスタートする今回の愛先生は、さらに上を行っていた。

これはやってみないと…ということですぐに米を水に浸け3時間。ミキサーはないので小さなグラインダーで無理矢理米をペースト状にして、私もテキトーに作ってみた!

出来上がりはパンというよりスコーンのような。でも、米がいい感じにカリッカリに焼けていて、砕き切れなかった生米の粒感が妙に面白い歯触り。焼きたての香ばしい香りに誘われて部屋を出てきた同居のMちゃんがコーヒーを淹れてくれたので、一緒に食べてみた。完全に失敗作かと思ったら意外にも「美味しい!むしろ好きです!!」というので(そう言えば彼女は米どころ新潟の生まれだ)良かったわ(笑)

とにかくまずはやってみる。試行錯誤して分からないことすら楽しんでみる。正解も成功失敗もない。所詮みんな遊びなのだ!!少年のような愛先生からは教わることが多いな。

小雨降る週末、FUJIROCKの配信を大音量でかけながら、猫とMちゃんと共に「新食感の」パンを頂いている週末。

レシピは愛先生のYouTubeより↓

お米もしくは玄米を水に浸しておきます。お米は夏なら3時間以上、玄米は6時間以上で、冬場はその倍くらいの時間お水に浸しておいてください。 お米一合につき、大さじスプーン一杯の油(なんでもオーケーです。オリーブオイルでも何でもオーケー)大さじ一杯の砂糖(蜜でもハチミツでもオーケーです)塩少々(お好みですが必ずいれないとダメです)大さじ一杯の酵母菌(ドライ酵母が便利) それにお水を入れてミキサーにかけます。

お水の量は任意ですが、トロトロ感がある程度。サラサラになると失敗します。少なすぎるとミキサーが回らないなど、問題が出てきて作りにくいでしょう。お好みの水の量がわかるとプロフェッショナルになります。 失敗は水の多すぎる場合・砂糖類を体に悪いからと少なすぎる場合・ドライ酵母が少なすぎる場合のどれかです。以上三点に注意すれば、まず失敗しません。

ミキサーでトロトロにしたお米類を熱用の容器(基本ステンレス製)にいれ、お好みでチーズやドライフルーツを入れます。そのまま、20分ほどおいておくと、パンが発酵して膨らんできます。この時が一番、喜びを感じるときです。生きているパンを作って食べようとしているのですから。その喜びの思いで、焼きます。

焼く温度は180度、30分で焼き上げてください。 オーブントースター・オーブン・普通のトースター・フライパンなどです。下に必ずクッキングペーパーを敷いておいて焼きます。上記のどれかで、極力180度、30分に近い焼き方を工夫してやってください。

アバウトで大丈夫です。 30分後あなたのパンが焼きあがります。